2016年 02月 14日
食堂を、家族の生活の中心に置く |
居間と食堂のどちらが、
その家族にとって、生活の中での求心性を持っているか、
家族それぞれで違ってきますし、
居間から食堂を見ており、 奥にみえる両引きの引き戸を開けると、 そこは子供部屋です。
子供部屋から食堂を見ており、 その奥にはキッチン、そしてさらに奥に、 家事コーナーへとつながります。 写真右奥は、1階の玄関から上がってくる階段ホールが見え、 居間に入ります。 ちなみに、家事コーナーと階段ホールは、 裏動線でつながっています。
ダイニングテーブルの横に階段があり、 そこから、3階の寝室とサニタリーに行くことになります。
階段上から下を見ていますが、 下左側が食堂で、 上の正面開口部左側には、 寝室から覗くことが出来る開口があります。 階段を通して、寝室と食堂をつなげることが出来ます。
一つの家族でも、月日の流れの中で変化をしてきます。
この家では、食堂を生活動線の中心に据えてみました。
この食堂は、プライベートゾーン(各個人のゾーン)と、
パブリックゾーン(家族皆のゾーン)の間に挿入されており、
常にこの食堂を通過しながら、家族は生活することになります。
by bleis
| 2016-02-14 10:32
| ブライシュティフト住宅設計