2016年 08月 01日
階段を間取りの真ん中に置く(1) |
特に都市部では、平屋で作ることは贅沢なことと言ってよいでしょう。
キッチンの一部、裏動線から3階に上がる階段を見ており、 3階の窓から、明るさが十分確保できます。 階段室との境は、透明強化ガラスで仕切られています。
となると、2階建て3階建てとなり、必ず階段が必要になります。
大きな家では、階段をどこに置くか、それは大きな問題ではありませんが、
床面積が限られている場合、
その階段の位置が、色々な意味で暮らしに影響してしまいます。
階段室と居間と食堂は、透明ガラスとガラス入りの引き戸で仕切られていますので、
LDKの空気が下に流れ落ちることはありません。
当然、食堂はキッチンと繋がり、
実は、裏動線でキッチンから居間に出て行くことが出来ます。
この裏動線を使って、
簡単な手洗いコーナーがあり、さらに、トイレへと入ることが出来ます。
この北側の裏動線、平面図だけ見ていると暗そうですが、
実は、南からの光が差し込みます。
階段を間取りの真ん中に置くことで、
LDKが回遊動線として存在することになり、
生活動線がコンパクトに納まります。
by bleis
| 2016-08-01 11:13
| ブライシュティフトの間取り