2016年 11月 02日
座卓の廻りで、家族団らん |
東京で設計をしていると、
小さな敷地での家づくりは普通になってしまい、
敷地面積20坪と聞いても、まったく驚かなくなっていますが、
15坪をきると、それなりの覚悟が必要になります。
とは言っても、その場合の設計手法があり、
暮らしの原理原則に則り間取りを構成することで、
暮らしやすい家は実現できます。
この家は敷地面積14坪弱で、各フロアー8坪前後になっています。
その時のLDKのスペースは13帖となりますが、
キッチンの機能を過不足なく考えると、残りのLDは8帖弱になりました。
8帖のLDスペースであれば、
一昔前の茶の間スペースとしてつくることが、一つの選択肢としてあります。
つまり、ソファーやダイニングテーブル等は置かず、
座卓を置き、そこで食事もし、諸々、家族の作業机にもなります。
そして、座卓の廻りには連続した地袋(収納)を作り、
生活に必要な雑物を収納します。
キッチンと仕切ることで、LDスペースが狭くなるように思うかもしれませんが、
キッチンとの境の腰壁があることで、茶の間スペースの落ち着きが得られます。
居室と言うのは、広さが優先されるのではなく、
居心地の良い落ち着き感が優先されるべきだと考えています。
写真中央奥に階段室が見えますが、階段ホールをあえて広めにとっています。
そのことで、写真のように引き戸を開けておくと、
LDスペースが階段ホールへと繋がり、視覚的な広さを確保できます。
夜間や冬場は、引き戸を閉めると、階段ホールと分離できます。
どんな小さな敷地でも、
必ず、居心地の良い家をつくるための解決策はあります。
もう一度、言わせて下さい。
・・・・この家の敷地面積は、13.93坪です。
小さな敷地での家づくりは普通になってしまい、
敷地面積20坪と聞いても、まったく驚かなくなっていますが、
15坪をきると、それなりの覚悟が必要になります。
とは言っても、その場合の設計手法があり、
暮らしの原理原則に則り間取りを構成することで、
暮らしやすい家は実現できます。
この家は敷地面積14坪弱で、各フロアー8坪前後になっています。
その時のLDKのスペースは13帖となりますが、
キッチンの機能を過不足なく考えると、残りのLDは8帖弱になりました。
8帖のLDスペースであれば、
一昔前の茶の間スペースとしてつくることが、一つの選択肢としてあります。
つまり、ソファーやダイニングテーブル等は置かず、
座卓を置き、そこで食事もし、諸々、家族の作業机にもなります。
そして、座卓の廻りには連続した地袋(収納)を作り、
生活に必要な雑物を収納します。
キッチンと仕切ることで、LDスペースが狭くなるように思うかもしれませんが、
キッチンとの境の腰壁があることで、茶の間スペースの落ち着きが得られます。
居室と言うのは、広さが優先されるのではなく、
居心地の良い落ち着き感が優先されるべきだと考えています。
写真中央奥に階段室が見えますが、階段ホールをあえて広めにとっています。
そのことで、写真のように引き戸を開けておくと、
LDスペースが階段ホールへと繋がり、視覚的な広さを確保できます。
夜間や冬場は、引き戸を閉めると、階段ホールと分離できます。
どんな小さな敷地でも、
必ず、居心地の良い家をつくるための解決策はあります。
もう一度、言わせて下さい。
・・・・この家の敷地面積は、13.93坪です。
by bleis
| 2016-11-02 18:50
| ブライシュティフトの間取り