2017年 02月 03日
屋根と窓のコラボレーション |
ヨーロッパの古来からの建築は、石造りと思われがちですが、
屋根から飛び出した窓に、大きく分けて二種類の形があり、 きっと、機能(換気・採光等)に応じて形が決められているのでしょうね。
窓もさることながら、 煙突のデザインにも目がいってしまいます。
屋根より下が2層で、屋根の内部は3層、 屋根のボリュウムが際立ち、安定感があります。
特にゲルマンより北は木造の建築も多く、
となると、屋根の構造は木造で、おのずと傾斜のある屋根になります。
傾斜がきつくなればなるほど、屋根裏の空間も大きくなり、
そこに何がしかの部屋ができ、部屋ができると窓が欲しくなります。
雨仕舞いを考えながら、
屋根と、そこに取り付く窓の造形を考えるわけですが、
屋根の造形は、建築の取って大切な要素となることが理解できます。
by bleis
| 2017-02-03 11:54
| 建築