2017年 04月 05日
アナログ、そのものです。 |
やっと春らしい陽気になってきました。
左上は温度、下が水圧、その隣が温度制御ダイヤル、 緑のボタンが種火のON、赤が種火のOFF、その隣が種火をつける着火ダイヤルです。 緑のボタンを押しながら、種火がつくまで、ひたすら着火ダイヤルを廻します。
下のスイッチですが、真ん中の赤が全体のON,OFFスイッチ 左が暖房のポンプのスイッチ、そして右が給湯ポンプのスイッチです。
小窓から種火がついたことが確認できます。
そして、バーナー本体に着火です。
ボイラーの下の配管ですが、 電源は直結ではなくコンセントの抜き差し、 ガス栓は、手元で簡単に入り切りでき、 水の補給も、水洗で簡単にできます。 ちなみに、給水管のつながりに赤い減圧弁がついており、 水洗からの水圧を調整します。
4ヶ月間つけていた事務所の暖房も、そろそろ終わりです。
その暖房の方式は、ガス熱源で温水をつくり、
壁掛け式のパネルで輻射暖房として、室内を暖めます。
そのパネルは座る場所の背中側に設置している所と、
熱源は室内設置のFF式のボイラーで、メーカーはドイツのバイラントです。
以前住んでいた家で使っていた物で、34年使っていますが、
まったく問題ありません。
今時の電子制御の給湯器と違い、
温水を廻すポンプの電源以外は、全て機械式ですので、
毎年のメンテナンスをしていれば、いつまでも元気に動いてくれます。
よって、遠隔操作パネル(コントロールパネル)などはなく、
ボイラーの前面蓋を開け、入り切りや温度制御などをします。
温水温度は10段階ありますが、
15坪(30帖)の事務所を暖めるために、一番低い、1で十分です。
そして、燃焼効率は95%以上ですので、
日本のメーカーの給湯機器から出される、
生ガスの臭いのする排気臭が、まったくありません。
全ての操作は手作業で行い、火の確認も目視で確認できますので、
ブラックボックスがなく、私のようなアナログ人間には安心できます。
by bleis
| 2017-04-05 18:21
| 雑感