2017年 04月 10日
暮らしに溶け込む廊下 |
限られた床面積のなかで、
廊下の先に本棚を持ったスペースが見えており、 行き止まり観をなくしてみました。
廊下が明るくなりました。 実は、廊下の左側が引き戸となっています。 開けてみると、二つの子供部屋と廊下がつながり、 廊下右側につくった収納に、 子供達の衣類などを仕舞えるようにしています。
廊下反対側のライブラリーコーナーから廊下を見ています。 廊下の先正面に窓を置き、 同じように廊下の持つ閉塞感をなくしています。
廊下を書斎兼ファミリーコーナーにしてみました。 家族皆で共用できる本棚を、デスクの上に作り付けました。
南側にある廊下です。腰壁を本棚としました。 廊下の奥は、ご主人の書斎兼寝室、 廊下の右側には、同じように奥様の書斎兼寝室があります。 引き戸を開け放しておくと、 廊下を含め、三つのスペースが一つとなり、 本棚を共有できます。
居室の広さを、できる限り広く確保しようと思うと、
おのずと、廊下を少なくするプランニングを心掛けます。
とは言っても、間取りの全体構成のなかで、
廊下がつくられてしまうこともあります。
その時は、廊下をただ歩くだけのスペースにするのではなく、
廊下にその他の用途も持たせてみます。
by bleis
| 2017-04-10 11:55
| ブライシュティフト住宅設計