2006年 02月 06日
森の礼拝堂 |
日曜日夜の締めくくりは、情熱大陸と世界遺産。
昨日の世界遺産は、スウェーデンの「森の墓地」。
1994年に世界遺産になっている。
私が初めて、「森の墓地」に行ったのがその1年前、1993年の夏。
夏なのに、革ジャンを手に持っていたのを覚えている。
「森の墓地」には、アスプルンド設計の、
「森の礼拝堂」と「森の火葬場」がある。
墓地の入り口から火葬場に向かう石畳は、
イタリアのナポリにある、ポンペイの遺跡から、
そのインスピレーションを受けたとの事。
去年の夏ポンペイに行き、なるほど納得がいく。
火葬場のロッジア(柱廊)を抜け、
しばらく歩くと小さな門が現れる。
それを抜けると、うっそうとした木に
囲まれて、「森の礼拝堂」が現れる。
火葬場のスケールとは正反対に、
礼拝堂のスケールはヒューマンだ。
そして何よりも衝撃的な事が、
農家の納屋を思い起こさせる、
その形態がヴァナキュラーなことだ。
自然の中に、ひっそりと佇むその礼拝堂、
建築の本来の姿・・・・・「自然体であれ」と
その建築は教えてくれた。
13年前の夏、そんな思いを心に刻み、
北欧を旅した事を思い出した、昨日の世界遺産だった。
昨日の世界遺産は、スウェーデンの「森の墓地」。
1994年に世界遺産になっている。
私が初めて、「森の墓地」に行ったのがその1年前、1993年の夏。
夏なのに、革ジャンを手に持っていたのを覚えている。
「森の墓地」には、アスプルンド設計の、
「森の礼拝堂」と「森の火葬場」がある。
墓地の入り口から火葬場に向かう石畳は、
イタリアのナポリにある、ポンペイの遺跡から、
そのインスピレーションを受けたとの事。
去年の夏ポンペイに行き、なるほど納得がいく。
火葬場のロッジア(柱廊)を抜け、
しばらく歩くと小さな門が現れる。
それを抜けると、うっそうとした木に
囲まれて、「森の礼拝堂」が現れる。
火葬場のスケールとは正反対に、
礼拝堂のスケールはヒューマンだ。
そして何よりも衝撃的な事が、
農家の納屋を思い起こさせる、
その形態がヴァナキュラーなことだ。
自然の中に、ひっそりと佇むその礼拝堂、
建築の本来の姿・・・・・「自然体であれ」と
その建築は教えてくれた。
13年前の夏、そんな思いを心に刻み、
北欧を旅した事を思い出した、昨日の世界遺産だった。
by bleis
| 2006-02-06 22:24
| 建築