2009年 06月 14日
しばしの、お目見え |
先週、
日曜日久しぶりに休みの取れたかみさんと、
ふら~りと、自由が丘に行ってきた。
目黒通りから自由通りに入り、
ロール屋(ロールケーキのお店)のすこし先、
道路沿いの建物が1軒解体され、更地になっていた。
その敷地の奥に建っている住宅、
外階段に置かれた鉢植えに、花が綺麗に咲いており、
道行く人の目を楽しませてくれている。
その建物、勤めていた事務所から数駅のところにあったので、
25年前、鼻炎の治療のため、
何回か通った耳鼻科のお医者さんの診療所兼住宅だった。
昭和29年に新築された建物で、
その後、増築をして今の建物になっている。
受付が司令塔のように真ん中に配置されており、
患者さんの動線と、お医者さん(家族)の動線が、
分離されながら回遊している。
診療室は南の庭に向かって開放されており、
診療台に座ると、庭の緑が綺麗に見え、
緊張している気持ちが、和らげられたのを記憶している。
地味な住宅だが、印象に残っているいい住宅だった。
実はこの建物、
吉村順三が55年前に設計した住宅。
通り沿いの更地に建物が建ってしまうと、また隠れてしまう。
きっと、吉村建築にふさわしい建ち方なのかもしれない。
見せるための住宅ではなく、
・・・・・・・・永く住み、使う人の住宅として。
日曜日久しぶりに休みの取れたかみさんと、
ふら~りと、自由が丘に行ってきた。
目黒通りから自由通りに入り、
ロール屋(ロールケーキのお店)のすこし先、
道路沿いの建物が1軒解体され、更地になっていた。
その敷地の奥に建っている住宅、
外階段に置かれた鉢植えに、花が綺麗に咲いており、
道行く人の目を楽しませてくれている。
その建物、勤めていた事務所から数駅のところにあったので、
25年前、鼻炎の治療のため、
何回か通った耳鼻科のお医者さんの診療所兼住宅だった。
昭和29年に新築された建物で、
その後、増築をして今の建物になっている。
受付が司令塔のように真ん中に配置されており、
患者さんの動線と、お医者さん(家族)の動線が、
分離されながら回遊している。
診療室は南の庭に向かって開放されており、
診療台に座ると、庭の緑が綺麗に見え、
緊張している気持ちが、和らげられたのを記憶している。
地味な住宅だが、印象に残っているいい住宅だった。
実はこの建物、
吉村順三が55年前に設計した住宅。
通り沿いの更地に建物が建ってしまうと、また隠れてしまう。
きっと、吉村建築にふさわしい建ち方なのかもしれない。
見せるための住宅ではなく、
・・・・・・・・永く住み、使う人の住宅として。
by bleis
| 2009-06-14 11:19
| 住宅