2011年 05月 29日
新しい家族を迎えて |
ブライシュティフトとしては珍しく、
キッチン周りの簡単なリフォームの現場を、
東京の東久留米で昨日引き渡した。
この家は21年前に設計した家で、
当時の建て主ご夫妻が去年、高齢のために手放すことになり、
今回、リフォームを依頼してくださったご家族が購入した。
去年、手放す旨の連絡をいただいた時は、
当時のことをあれこれと思い出していたが、
それから数ヵ月後、
新しい住まい手の方から連絡をいただくとは、思いもしなかった。
家を手放したご夫妻は、売却するに際して、
購入希望の方々への条件として、
「今の家を取り壊すことなく、
大切に使っていただける方へ売却したい」とのことだったらしく、
その話を、今回この家を買った方から聞いて、
設計者として、とても嬉しい思いでいっぱいになった。
私の住宅設計は、その時代のトレンドとは無関係に設計しているので、
逆に、設計して数十年経ったという違和感が、まったく感じられなかった。
20年たったお宅を見て、
住宅設計の大切さは、オーソドックスに作ること、
それが何よりも大切なのだな~と、
自分のことなのに、変に納得してしまった。
今回リフォームしたキッチンも、
前からそこにあったキッチンのごとく、空間の中にフィットしており、
リフォームしたことを言わなければ、新しくなったことがわからない。
新しいご家族5人にとって、
この家が、家族の歴史を刻む新しい場所になってくれることを思い、
その場を後にした。
キッチン周りの簡単なリフォームの現場を、
東京の東久留米で昨日引き渡した。
この家は21年前に設計した家で、
当時の建て主ご夫妻が去年、高齢のために手放すことになり、
今回、リフォームを依頼してくださったご家族が購入した。
去年、手放す旨の連絡をいただいた時は、
当時のことをあれこれと思い出していたが、
それから数ヵ月後、
新しい住まい手の方から連絡をいただくとは、思いもしなかった。
家を手放したご夫妻は、売却するに際して、
購入希望の方々への条件として、
「今の家を取り壊すことなく、
大切に使っていただける方へ売却したい」とのことだったらしく、
その話を、今回この家を買った方から聞いて、
設計者として、とても嬉しい思いでいっぱいになった。
私の住宅設計は、その時代のトレンドとは無関係に設計しているので、
逆に、設計して数十年経ったという違和感が、まったく感じられなかった。
20年たったお宅を見て、
住宅設計の大切さは、オーソドックスに作ること、
それが何よりも大切なのだな~と、
自分のことなのに、変に納得してしまった。
今回リフォームしたキッチンも、
前からそこにあったキッチンのごとく、空間の中にフィットしており、
リフォームしたことを言わなければ、新しくなったことがわからない。
新しいご家族5人にとって、
この家が、家族の歴史を刻む新しい場所になってくれることを思い、
その場を後にした。
by bleis
| 2011-05-29 18:27
| 住宅