2005年 05月 25日
爪を切る・・・後半 |
あの時のクーシーの一声、「キャン」。
そして彼の瞳。
爪を切るとき思い出す。
慎重に慎重に切ってたはず。
そのはずが、ちょっと多めにカット。魔が差した。
「キャン」の一言と共に、彼の爪先から、針で刺したような血が。
やってしまった。こうなると行動に脈絡がなくなる。
子供のケガや病気で、オロオロするのは、たいがい男。
かみさんが、仕事で外出時の出来事。さあどうしよう。
テッシュで爪先を押さえるが、血は止まらない。
冷静に考えれば、すぐには止まらないのは、解るはず。
でも、冷静ではない。
日曜日にもかかわらず、ホームドクターの獣医さんへ電話。
「本間ですが、クーシーが・・・・・・」
この獣医さん、私のことが良くわかっている。
そう、私は前科2犯の持ち主。
以前2回ほど、クーシーがドックフードを喉に引っ掛け、
お昼休みにもかかわらず、あわてて連れて行ったことがある。
私は、心配性の飼い主で、インプットされている。
「へいきですよ、こうして、こうしてください。」
「しばらくしても、血が止まらなかったら電話ください。」
日曜なのに、なんて親切な獣医さん。
クーシーといえば、爪を消毒され、足先をテッシュで巻かれ、
私の横で、じっと伏せ状態。
自分が、悪いことをしてしまったときの目つきで。
「そんな目で見るなよ・・・お前じゃないよ、私が悪いの。」
私は、ますます自己嫌悪に陥る。
最近の爪切りは、切るのではなく、
0.1ミリ単位の削る作業。
あの時の、彼の眼差しを思い出すと・・・・・
そして彼の瞳。
爪を切るとき思い出す。
慎重に慎重に切ってたはず。
そのはずが、ちょっと多めにカット。魔が差した。
「キャン」の一言と共に、彼の爪先から、針で刺したような血が。
やってしまった。こうなると行動に脈絡がなくなる。
子供のケガや病気で、オロオロするのは、たいがい男。
かみさんが、仕事で外出時の出来事。さあどうしよう。
テッシュで爪先を押さえるが、血は止まらない。
冷静に考えれば、すぐには止まらないのは、解るはず。
でも、冷静ではない。
日曜日にもかかわらず、ホームドクターの獣医さんへ電話。
「本間ですが、クーシーが・・・・・・」
この獣医さん、私のことが良くわかっている。
そう、私は前科2犯の持ち主。
以前2回ほど、クーシーがドックフードを喉に引っ掛け、
お昼休みにもかかわらず、あわてて連れて行ったことがある。
私は、心配性の飼い主で、インプットされている。
「へいきですよ、こうして、こうしてください。」
「しばらくしても、血が止まらなかったら電話ください。」
日曜なのに、なんて親切な獣医さん。
クーシーといえば、爪を消毒され、足先をテッシュで巻かれ、
私の横で、じっと伏せ状態。
自分が、悪いことをしてしまったときの目つきで。
「そんな目で見るなよ・・・お前じゃないよ、私が悪いの。」
私は、ますます自己嫌悪に陥る。
最近の爪切りは、切るのではなく、
0.1ミリ単位の削る作業。
あの時の、彼の眼差しを思い出すと・・・・・
by bleis
| 2005-05-25 10:02