2015年 12月 30日
暮れの障子の張り替え |
いよいよ、暮れも押し迫ってきました。
大きい穴と、小さい穴が数カ所空いています。
寒さが耐えきれず、応急処置を・・・。 11月からこのような無様な状態でした。 建築家の家とは思えませんね・・・。
本当に寒い時には、 襖を閉めることもできますが、 昼間はうっとうしいので、閉めることはありません。
古い紙を全て剥がし、組子状態にしました。
完成で〜す。 数年は持たせたいですね。
どこの家でも、大掃除等で忙しいことでしょう。
我が家では、障子の張り替えは私の仕事と決まっていますが、
年々、全ての障子の張り替えが面倒になり、
破れていたり、変色が激しくなった箇所だけ、行なうようになってきています。
障子は断熱性能が抜群に良いこともあり、
それが故に、少しでも破れているところがあると、
そこから冷気が入り込むのが、如実に分かってしまいます。
それだからと言って、破れたら直ぐ張り替えることなどできず、
ほっとくわけですが、やはり、冬になるとその冷気が気になり始めます。
今年の暮れは、この窓と、もう1枚の障子の一部を張り替えました。
それだけで所要時間、なんと2時間30分。
我が家には大小11枚の障子があるので、
全部の障子を張り替えると、丸二日掛かる計算になります。
障子の張り替えは、新しい和紙を貼ることより、
古い紙を剥がし、組子を奇麗にすることのほうが、
実は、倍以上の時間がかかります。
私の仕事も、残るは、全ての部屋の掃除機掛けと、
明日の、こまごまとした買い物だけとなりました。
それでは、良いお年を・・・・。
by bleis
| 2015-12-30 12:10
| 生活