2016年 02月 23日
「春の戴冠」 |
今、都美術館でボッティチェリ展を開いています。
何と、4巻の大河長編小説です。
最近では、 このようにハードカバーに納められた本は少なくなっています。 なんと1冊、四千円していたんですね。
この本の後付けにも、 読み終わったときの日付が入っています。 なんと22年前でした。
さらにその7年前に訪れた、 フィレンツェのことを思い出しながら、 読んだのを思い出します。
ボッティチェリと言えば、ルネッサンス期のフィレンツェ。
フィレンツェと言えば、メディチ家。
この3つのキーワードが織りなす物語と言えば、
辻邦生の「春の戴冠」です。
20代後半から30代前半に掛けて、
辻邦生の本を沢山読みました。
最近では、このような純文学を読むことは少なくなってしまいました。
今回の都美術館のボッティチェリ展からの記憶の連鎖でした。
by bleis
| 2016-02-23 11:31
| 読書