2017年 02月 20日
実は大切な窓の腰高 |
どの居室にも必ず窓はつきます。
設計時、平面図で窓の位置を確認できても、
腰高の窓です。

窓の敷居の高さを、テーブルの高さに合わせました。

敷居の高さをテーブルより一段下げています。 床から60㎝です。

居間側は掃き出しですが、 食堂テーブル横の窓は、床から45㎝の腰窓にしました。

テラスに繋がる掃き出しの窓です。
その窓の高さ関係までは分かりません。
高さに関しては、
断面図や展開図(室内の図面)で確認することになりますが、
数値としては理解したつもりでも、
空間の繋がりまでは、なかなか理解しにくいものです。
窓の取り付く高さによって、その空間の印象は変わってきます。
そこで、その印象の違いを、
椅子に座っていることを前提にできる食堂で見てみました。




空間として、連続感、囲われ感、落ち着き感、開放感、
それぞれの高さによって違ってきます。
今回は食堂ですが、その場にとってどの高さが良いのか、
設計でじっくりと煮詰めることになります。
by bleis
| 2017-02-20 12:39
| ブライシュティフト住宅設計