2017年 08月 17日
コンパクトな寸法で納める |
敷地の広さが限られていると、それに伴い、家の広さも限られます。
となると、家の中のそれぞれのスペースも、
小振りに納めることになりますが、
間取りの構成を含め、各部位の寸法もちょっとだけスリムにすることで、
無駄がなく、それでいて使い勝手もよく、
収納量も十分確保することができます。
ある家の2階ですが、 LDKとサニタリースペースが、ワンフロアーにあります。 キッチン廻りを、小さめにしていますが、 逆に使い勝手はよくなります。 
キッチンの通路幅ですが、通常は80㎝にしますが、 今回は67.5㎝にしました。 すれ違うには狭いですが、一人で作業をするには使いやすくなります。

キッチンの横にパントリーがあり、 さらに階段ホールに抜けることができます。 パントリー内に洗濯機を置きました。
作業台の下は全て引出し収納で、 色々なサイズの引出しで構成しています。

シンク側ですが、 足下はオープンとしており、 ゴミ箱を含め、様々な物を置けるようにしました。

完成写真です。 ちなみに調理台の仕上げ材はタイルです。

キッチンからパントリーを抜け、階段ホールを見ており、 その先に、洗面室が見えます。 当然、それぞれのスペースの間には、 壁に引き込める引き戸があり、それぞれを独立した空間にできます。






by bleis
| 2017-08-17 11:24
| 間取りの話