2005年 12月 18日
生活をデザインする |
仕事で使っている、私の椅子がついに壊れた。
16年間、毎日私のお尻を支えた椅子。
ファブリックの布が磨り減り、
中のウレタンが露出していた。
姿勢の悪さが正直に、布の磨り減り方に表れている。
新しく購入した椅子、いまひとつ体に馴染まない。
前の椅子よりも、少し全体が固め。
硬いということは、私の体重が半力として、
私に戻ってくる割合が大きいことになる。
ほんの少し硬いことが、
私の腰に、どれだけの負担を掛けるのだろう。
背もたれの硬さを調整しながら、
私の体を少しずつ慣らしていく。
椅子は難しい。
家具の中でも、力学的な要素が多分に必要になる。
ただ、デザイン性だけで考えた椅子は、説得力がない。
住宅も同じ。
日常の生活を、ないがしろにした住宅は、
長い時間に耐えられない。
住宅の設計は、生活をデザインすることだ。
16年間、毎日私のお尻を支えた椅子。
ファブリックの布が磨り減り、
中のウレタンが露出していた。
姿勢の悪さが正直に、布の磨り減り方に表れている。
新しく購入した椅子、いまひとつ体に馴染まない。
前の椅子よりも、少し全体が固め。
硬いということは、私の体重が半力として、
私に戻ってくる割合が大きいことになる。
ほんの少し硬いことが、
私の腰に、どれだけの負担を掛けるのだろう。
背もたれの硬さを調整しながら、
私の体を少しずつ慣らしていく。
椅子は難しい。
家具の中でも、力学的な要素が多分に必要になる。
ただ、デザイン性だけで考えた椅子は、説得力がない。
住宅も同じ。
日常の生活を、ないがしろにした住宅は、
長い時間に耐えられない。
住宅の設計は、生活をデザインすることだ。
by bleis
| 2005-12-18 23:28
| 家具