2007年 11月 18日
合理の世界 |
息子たちの部屋の引き戸を開けると、
目の前には、家族の本棚がある。
息子は、朝一番に本の背表紙を見る。
だいぶ前のことだが、下の息子が
「朝から暗くなるんだよな~」
「本棚に並んでいる本の題名・・・・お父さんの読む本」
彼の部屋の前に並んでいる本、
私が20代後半に読んだ本が、たまたま置いてある。
真正面は、加賀乙彦の「宣告」
それも大きい字で。
朝から、宣告か~・・・・そりゃ暗くもなる。
我が家の本棚は、スペースの関係で、
奥行きに対して2列で想定している。
奥に置いた本は、まず日の目を見なくなる。
本棚としては、邪道。
住宅の設計には、本棚の設計は付き物。
住む方によって、本棚の考え方は様々。
や~本当に様々・・・・蔵書の量も様々。
文字を職業としている方は別として、
今までで、一番多かった本の量は15000冊。
地下室を作り、全ての本をそこにセットした。
先週も、「奥沢の家」の建て主さんと、本棚の打ち合わせ。
今回も、お仕事がら本は多い。
あらゆる壁面に本棚、CDラックを作っている。
問題は、その奥行き寸法。
文庫本、単行本、洋書・・・・・。
建て主さんのこだわりは、
本の奥行きと、棚の奥行きが、限りなく同じでありたい。
1センチでも棚の奥行きが大きければ、
そのぶん、部屋んスペースは小さくなる。
また、本の手前に余白があると、そこに物を載せてしまう。
埃もたまるし、本も出しにくい。
ふむふむふむ・・・・・。
全ては合理に基づいている。
住宅設計とは、
生活の機能性を、あるところで追求していくこともある。
つまり・・・・生活のすじみちに、かなっていることが要求される。
まさに合理の世界。
それも、暮らしという個人的な範疇のなかで。
だから、住宅設計は奥が深い。
・・・・・・だから、面白い(大変だけど・・・・?)
目の前には、家族の本棚がある。
息子は、朝一番に本の背表紙を見る。
だいぶ前のことだが、下の息子が
「朝から暗くなるんだよな~」
「本棚に並んでいる本の題名・・・・お父さんの読む本」
彼の部屋の前に並んでいる本、
私が20代後半に読んだ本が、たまたま置いてある。
真正面は、加賀乙彦の「宣告」
それも大きい字で。
朝から、宣告か~・・・・そりゃ暗くもなる。
我が家の本棚は、スペースの関係で、
奥行きに対して2列で想定している。
奥に置いた本は、まず日の目を見なくなる。
本棚としては、邪道。
住宅の設計には、本棚の設計は付き物。
住む方によって、本棚の考え方は様々。
や~本当に様々・・・・蔵書の量も様々。
文字を職業としている方は別として、
今までで、一番多かった本の量は15000冊。
地下室を作り、全ての本をそこにセットした。
先週も、「奥沢の家」の建て主さんと、本棚の打ち合わせ。
今回も、お仕事がら本は多い。
あらゆる壁面に本棚、CDラックを作っている。
問題は、その奥行き寸法。
文庫本、単行本、洋書・・・・・。
建て主さんのこだわりは、
本の奥行きと、棚の奥行きが、限りなく同じでありたい。
1センチでも棚の奥行きが大きければ、
そのぶん、部屋んスペースは小さくなる。
また、本の手前に余白があると、そこに物を載せてしまう。
埃もたまるし、本も出しにくい。
ふむふむふむ・・・・・。
全ては合理に基づいている。
住宅設計とは、
生活の機能性を、あるところで追求していくこともある。
つまり・・・・生活のすじみちに、かなっていることが要求される。
まさに合理の世界。
それも、暮らしという個人的な範疇のなかで。
だから、住宅設計は奥が深い。
・・・・・・だから、面白い(大変だけど・・・・?)
by bleis
| 2007-11-18 11:09
| 生活